本屋でボケーっと考えてたことをちょっと大袈裟にまとめてみた話

こんにちはこんばんは、おといぬです。

 

今日久しぶりに本屋に行きました。何を見るでもなくふらふらとしていたのですが、エッセイ本のコーナーでふと足が止まり何冊か立ち読み。どれも面白くてついついあれもこれもと買いたくなったのですが、お金的に厳しかったので結局何も買わずにお店を出ました。

 


 

最近「なんだかエッセイ(のようなもの)読みたいな」と思う瞬間が頻繁に…はないですが、昔より増えた気がします(と言ってもそんなに読んでないのですが)。

 

以前はノンフィクションの本があんまり好きではありませんでした。そもそも生々しい話が嫌いだったし、これが私の身にも起こるかもしれないと不安になって疲れちゃったり、成功体験は仰々しいとか「自慢話かよ」って思ったりしてしまって。だから、現実にありえないことをド派手に(またはド陰湿に)しでかしてくれる小説の方が好きでした。

 

そういえば、幼い頃は「人の話を聞くこと」より「人に話すこと」の方が圧倒的に好きでした。いわゆる人の話を聞きたがらないガールだった訳ですね。他人の身に起きたこと(特に嫌な出来事)を自分の身に起きたことのように感じてしまって苦痛を感じることもあったし、自己承認欲求が強いので。今でももちろん「人に話すこと」も好きでたまに暴走してマシンガントークしますけど、「人の話を聞くこと」がとっても好きだなあって思います。

今でもたまに他人に起きたはずの辛い出来事を聞いて謎に落ち込んでしまうこともあるけれど、それよりもその人がどんな経験を積んで、どんな価値観を持っていて、どんな風に感じて生きているのかを追体験できるような私情まみれの話を聞くのが本当に楽しいなって改めて思うことが増えました。追体験(のようなもの)をすることで、新しい価値観ができたり、逆にブレない芯ができたり。

 

エッセイが最近よく読みたくなるのも、これに関係している気がしています。売られているエッセイなんて著名人が書くものばかり。自分とはかけ離れたところにいる人間が、どんなことを考えて、どんな幼少期を過ごして、どんな決断をしてどういう思いに至ったのか。別にその人になりたいと思うわけでも、羨ましいと感じるわけでもないんですが、自分が経験し得なかった事実と感じ得なかった感情がそこにあるということ、そしてそれを知れるということになんだか少しだけ感動するんですよね。

もしかしたらTwitterが好きなのもこういう理由からかもしれないですねw

 

あとフォトエッセイみたいなのもいいですよね。美しくてどこか懐かしい文章に合わせて、綺麗な写真!そういう本は紙でページをめくりたくなる…

 

 

なんだかとりとめも無くなってしまいましたが、つまり言いたいことは

・エッセイが好きになり始めてる

・人の話を聞くことで他人の人生の追体験をするような感覚が最近とても楽しい

っていう偏った近況(?)です。

 

オチは何もないですけど、こんなところで〜